2005年11月15日

第14回 絶たれた音

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セカンド・シーズン

刑事コロンボ

絶たれた音
THE MOST DANGEROUS MATCH

日本放送 73年11月

脚本・・・ジャクソン・ギリス
監督・・・エドワード・M・エイブロムス
ゲスト・・・ローレンス・ハーベイ


今回の親戚
アルバニーに住む、またイトコが犯人のファン
爺さん(たぶんコロンボの祖父)は40歳で入れ歯に


ストーリー
チェスの世界チャンピオンのクレイトン(ローレンス・ハーベイ)はかつてのチャンピオン、ロシア人のデューディックとの対決を控えていました。デューディックは病気で引退していましたがクレイトンの元フィアンセのリンダの計らいで2人の直接対決が実現することになり、事実上チェスの世界一決定戦として世界中の注目を集めていました。
クレイトンは耳が不自由で補聴器が必要でした。デューディックも糖尿病で医者から食事制限をされていて今回の対戦でロサンゼルスに来る時もロシアから医師と監視役を連れて来ていました。対戦前日、同じホテルに泊まっているデューディックが外出したあとを追ったクレイトンはレストランで同席するとテーブルクロスのチェック柄の上で塩やコショウのビンを使って、チェスを始めてしまいます。
結果はクレイトンが惨敗し、追い詰められた彼はデューディックの殺害を決意します。その晩、クレイトンはデューディックをホテルのゴミ処理場に呼び出すと、なんでもこなごなにしてしまうゴミの巨大なディスポーザーの中へデューディックを突き落としてしまいます。しかし幸運なことにデューディックは大怪我をしたものの命は取り留めました。この事件は試合を放棄して、こっそり逃げ出そうとした元チャンピオンが誤って足をすべらせた事故だとして処理されようとしましたが、なぜか出てくるコロンボがデューディックの彼の荷物の中身を見て疑問を持ちます。リンダに聞いても彼は試合を放棄するような男ではないと言うのでした。
そんな捜査の最中、デューディックが生きていることを知り焦ったクレイトンはデューディックの薬に細工をして今度は本当に彼を殺害してしまいます。ディスポーザーを調べていたコロンボは、この装置は稼動中に物が落ちると自動的に停止するという説明を聞き、犯人はクレイトンだと確信します。ものすごい音をたたているディスポーザーにデューディックが落ちて停止した時に、なぜもう一度スイッチを入れなかったのか、そこが一番のポイントでした・・・。

感想
いやぁ、この作品めずらしいです。なにしろ殺人未遂の段階でコロンボさんが出てくるのです。以前の、悪の温室でも誘拐段階でコロンボが出てきてますが。
このセカンド・シーズンになってから「ひねり」がきいたものが多いんですよね。そして前作の、溶ける糸もそうですが犯人は頭がキレるタイプで、知性派?コロンボとの対決が面白いのです。
クレイトン役のローレンス・ハーベイは映画「年上の女」という作品に出ていました。たまたまTVで見る機会があったのですが、献身的な年上女を捨てる身勝手な男の役でした(笑)今回、チェスチャンピオンとしての自信と傲慢さの裏に弱さをかかえている演技が良かったです。ちょっと冷たい感じなんですが激情すると怖いんですよね。デューディック役のジャック・クリューシェンはケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダース似の可愛いおじいちゃん。この人が殺されるのはホントに残念です。だって良い人なんですよ!
彼と一緒にはるばるアメリカまで来たロシアの医者と監視役の2人がイイ味出してました。クレイトンの元恋人で今はデューディック側のリンダという人は美人だけど、どうゆう考えなのかよく理解できないです。クレイトンを振っといて(たぶん)また試合させようなんて、彼がムカつくと思うんだけど、それも愛ゆえに、なのかしら?
動物病院にかようドッグはコロンボに連れられて事件のあったホテルのディスポーザーの見学に(笑)ゴミが大好きなドッグはディスポーザーに一目散に近づきます。お〜、いつもより多く仕事してます、ドッグ役の犬君!それが事件解決につながるので今回はお手柄なんですよね。相変わらずコロンボさんは、しつこくて犯人に嫌われます。でも刑事はそれが仕事なんです。仕事に真面目なだけなのよ。ちなみにコロンボが犯人を「あんた」と言った瞬間からもう疑ってます。というより犯人だと確信してますね〜。

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posted by まほ at 08:37| Comment(0) | 第14回 絶たれた音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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