2005年09月11日

第2回 指輪の爪あと

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刑事コロンボ ファースト・シーズン
第2回
指輪の爪あと


日本放送 73年1月

脚本・・・リチャード・レビンソン&ウイリアム・リンク
監督・・・バーナード・コワルスキー
ゲスト・・・ロバート・カルプ

実は刑事コロンボ・シリーズの一番最初に撮影されたのが、この「指輪の爪あと」だったそうですが、なぜか第2回目の放送になりました。


今回の親戚
☆海岸に引越したがっている義理の妹 
☆コンタクトレンズをしょっちゅう落っことす姪。 

ストーリー
大手探偵社を経営するブリマー(ロバート・カルプ)は大物財界人で新聞王のケニカットに依頼されて夫人の浮気を調査していました。確かにケニカット夫人は浮気をしていて証拠もつかんでいたのもかかわらずブリマーはケニカットに「夫人は潔白」とのウソの報告をします。安心したケニカットでしたがブリマーの狙いは別にあって、実は夫人の弱みにつけこんで彼女に夫の言動、つまり次の州知事選挙の支持候補の情報を教えてほしいと要求します。
その晩、ケニカット夫人は一人でブリマーの自宅を訪れ、彼の要求をきっぱり断ったうえ、このことを夫に話すと言い出します。逆上したブリマーは夫人を殴り、運悪く彼女はガラスのテーブルに頭を打ち付けて死んでしまいます。
本当にとっさのことで、まるで計画的な犯罪ではありませんでしたが、ブリマーは物取りの犯行に見せかけるために偽装工作をして何食わぬ顔をして仕事に没頭していました。そして死体発見と同時に刑事コロンボが現れて、その執拗な捜査につきあわされることになります。新聞王の夫人の殺人事件で世間は大騒ぎになり捜査の遅れにいらだっていたケニカットは、なんと知り合いのブリマーに事件の捜査の協力を要請し、妙な具合でコロンボとブリマーの合同捜査になってしまいます。これにはブリマーも、しめしめと思ったはずです。これで自分の思ったとうりの展開になり物取りの線で進めていけば一件落着するとふんでいたのです。
しかしコロンボも夫人の浮気相手を突き止めて、これは何かあるとピンときました。しかも夫人の死体の顔に変なキズがあったのはなぜなんだろうか?夫人が使っていたコンタクトレンズの行方は?ブリマーをアヤシイとにらんでいたコロンボはお得意の罠をしかけます。はたして頭脳明晰は犯人ブリマーは、その罠にはまるのでしょうか?

感想
ロバート・カルプはTVドラマ「アイ・スパイ」に出演していた人で、自他共に認めるガンマニアだそうです。そういえば、このドラマがいきなり彼の発砲シーンで始まるのは腕前をご披露したかったのかな(笑)クールでスマートな感じが良かったです。風采の上がらないコロンボとは、またまた好対照でした。彼も、この後何回かコロンボに出ていますが、私的にも最も刑事コロンボにピッタリな俳優さんの一人だと思います。吹き替えは梅野泰靖さんで時代劇などで好演されていた俳優さん。これがまた、上手い!特にやる気なさそうにコロンボを軽くあしらう所などは、惚れ惚れします(笑)大物ケニカット役はステキな眼差しのレイ・ミランドが扮して、誰が見ても納得の存在感でした。そして、ついにコロンボの愛車59年型プジョーが本格的にデビューして、いきなり白バイのお巡りさんにテールランプが切れてますよ!と怒られてしまいます。この時期、だいぶコロンボのイメージがはっきりしてきてコートにもシワがより、親戚の話も出てきたりします。ゴルフをするシーンではスカッとカッコ良く打ちっぱなし、あんがい運動神経が良いんじゃないの?と思わせてくれます。最後のケニカットとのシーンではコロンボの子供時代の話も聞けます。コロンボは、いたずらっ子で、それが今回の事件解決にもつながっていると・・・。今回の作品は映像的には、う〜ん、ちょっと懲りすぎな所もあり、インテリの犯人が簡単に落ちるのが不思議な所もあり、なのですが後のコロンボのパターンというか彼らしさが良く出ているので見所はタップリです。ちなみに「うちのカミさん」はまだ定着しておらず、家内、女房などと色々バリエーションにとんでいます。
posted by まほ at 10:06| Comment(4) | TrackBack(1) | 第2回 指輪の爪あと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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