2005年12月16日

第16回 毒のある花

セカンド・シーズン

刑事コロンボ

毒のある花

LOVELY BUT LETHAL



18.jpg


日本放送 74年9月

脚本・・・ジャクソン・ギリス
監督・・・ジーンノット・シュワーク
ゲスト・・・ベラ・マイルズ  ビンセント・プライス


今回の親戚
大学病院の皮膚科にいるコロンボの甥
メキシコの写真を見せる義弟のジョージ


ストーリー

化粧品会社ビューティー・マーク社はシワを取ることのできる画期的なクリーム「ミラクル」の開発に成功しました。その会社の女性社長ビベカ(ベラ・マイルズ)は、これでライバルのラング(ビンセント・プライス)の会社に勝てると大喜びします。しかしラングの秘書で、今はビベカのスパイであるシャーリーから、その「ミラクル」クリームのサンプルを開発スタップの一人カール(マーティン・シーン)がラング社に持ち込んでいる事実を知らされます。カールはかつてビベカと恋愛関係にあった青年で、カールはビベカにもてあそばれたと思っていました。その晩、ビベカはカールの家に出かけてクリームのサンプルを返すように言います。さらに、その分子式をも要求。カールを共同経営者にして昔のような関係に戻ってもいいと提案しますがカールは拒否します。怒ったビベカは、そこにあった顕微鏡でカールを殴り殺してしまいます。翌朝、殺人事件現場にコロンボが到着し床に落ちていたガラスのかけらに気づきます。そしてカールがお金もないのに大名旅行(笑)を計画していたこと、さらに壁に飾ってあったビベカの写真などを見て、ビベカを疑いだします。その直後から、なぜかコロンボは手がかゆくなり大学病院にいる甥にみてもらったところ「毒ズタ」にかぶれたと言われます。同じ頃ビベカも手がかぶれて、かゆくてたまらず手袋をしていました。この辺の気候では「毒ズタ」ははえないらしく、どこか特別な場所で2人ともかぶれたに違いない、それはカールが殺された現場しか考えられない・・・、そう確信したコロンボはビベカの家宅捜索を命じます。カールの家から消えたクリームのサンプルを見つけたかったのですが・・・。

感想

刑事コロンボも、ついにサード・シーズンに突入しました。人気は衰えることなく、みんな益々コロンボ警部の活躍に期待していたわけです。さて、そのサード・シーズンの第一弾は豪華なゲスト・スターの共演です。まず犯人役ビベカを演じたベラ・マイルズは映画「サイコ」に出演していて最後に叫んでいた女優さん。美人です。TVドラマなどにも出演多数。ライバル社の社長ラング役はビンセント・プライス!数多くのホラー映画に出演していた方です。この作品の中では海千山千の業界のドン、という感じでしたが、とってもステキな品の良いおじいちゃんでした。そして、あの「地獄の黙示録」に出演前のういういしいマーティン・シーンも出ています。吹き替えは伊武雅刀さん。なんで?(笑)実は伊武さんは、コロンボの吹き替えでは御馴染み。こまかい役でちょこちょこ吹き替えされているのです。マーティン・シーンも合っているような、いないようなビミョーな感じ(笑)それにしても昔、子供の頃に、この作品を見た時は「シワ取りクリーム」なんて、なんの興味もなかった私ですが、今この歳になって考えると「シワ取りクリーム」あったらいいなぁ〜と心底思います(爆)
最後のシーンでビベカが、その「ミラクル」クリームのサンプルを処分しちゃうんだけどホント、もったいなくて〜。
さてさて、毒のある花は私をふくめて女性にとっては共感できるドラマだったと思うけど、ツメの甘さも言われているエピソードなんですよね。「毒ズタ」問題で明確な決着がつくと思われるんですが、それだけで犯人と言えるのかどうか今ひとつわかりません。でも見所はたくさんあって、のちにクレイマー刑事役でほとんどレギュラーになるブルース・カービー、コロンボのお気に入り俳優フレッド・ドレイパーなどが共演しています。そんな刑事コロンボ的トリビア?がけっこうあって楽しいのです。

posted by まほ at 08:47| Comment(0) | 第16回 毒のある花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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